[形]❶物事の程度が甚だしく尋常でないさま。ものすごい。「今日は人出がすごい」「すごい拍手がわき起こる」「すごく大きな家」使い方話し言葉では、「すごい」を「すごく」と同じように連用修飾に使うことが多いが、本来は誤り。「すごい悔しい」「お母さん、すごい怒ってたよ」
❷感嘆に値するほどすばらしい。「優勝とは、それはすごいな」❸身震いするほど、恐ろしいさま。すさまじい。「すごい剣幕で怒鳴る」「猛獣のすごい声」
本来は③の意。のち②、①と用法を広げた。使い方程度の高さについては、プラスにもマイナスにも評価する。「すごい暮らしぶり」は、極端に富裕の意にも貧窮の意にもなるなど。派生–さ/–み✦品格✧[いたく]「いたく感じ入った」[至って]「至って元気です」[著しく]「人口が著しく低下している」[極めて]「付加価値が極めて高い商品」[凄まじい]「すさまじい土けむりが上がる」[大変]「大変お世話になりました」[甚だ]「甚だ困難だ」[非常に]「非常に助かりました」[一方ならず]「一方ならず入れ込んでいる」[誠に]「誠に遺憾です」