[他上一]❶道具や方法をその用にあてて使う。使用する。「原稿執筆にパソコンを用いる」「味付けに化学調味料を用いる」「巧みに比喩を用いる」「賄賂を用いて上司に取り入る」「新薬を用いて難病を治療する」「紛争の解決に暴力を用いる」
「使う」②④のやや文章語的な言い方。 ❷意見などをよいとして採り上げる。採用する。「部下の提案[意見]を用いる」❸ある人物を適任であるとして採り上げる。登用する。「若手を用いて改革を進める」「世に用いられず(=いれられず)最後は郷里に隠棲した」❹《「意を用いる」などの形で》心をあれこれと働かせる。心を配る。心を労する。「組織の運営に意[心]を用いる」「本書は次の点に意を用いて編集した」
「持ち率る(=引き連れる意)」から。古くは「用ゐる」(ワ行上一段)であったが、平安中期以降ワ行とハ行が混同され、「用ひる」の表記が生じ、ハ行上二段活用「用ふ」が行われるようになった。のち、「用ゆ」(ヤ行上二段)も生ずるに至った。書き方歴史的かなづかいは規範的には「もちゐる」だが、「もちひる」とも。使う/雇用頤使(頤指) 役する 扱き使う 雇用(雇傭) 使役 重用 使用 使う・遣う 人使い 雇う(傭う)使う/使用愛用 生かす(活かす) 生きる(活きる) 医用 引用 運用 援用 応用 活用 逆用 駆使 兼用 公用 誤用 混用 実用 私用 使用 試用 常用 装用 代用 他用 使い熟す 使い立て 使い回し 使う・遣う 適用 転用 当用 盗用 頓用 日用 汎用 普段使い 併用 間に合う 役立つ 役立てる ユーズド 用 濫用・乱用 流用 利用