[自五]❶仕事をする。また、生計を立てるために一定の職につく。労働する。「四番打者としてチームのために働く」「生きるために働く」「工場で働く」「都会に出て働く」「九時から五時まで一日八時間働く」使い方「有らん限りの仕事を働き、何でもしないことはない<出典>〈福沢諭吉〉出典>」のように、同族目的語をとって他動詞としても使う。
❷知的・精神的能力が発揮される。「頭[理性]が働く」「勘が働く」「連想[妄想]が働く」❸機能が発揮される。また、効果・作用が現れる。「地球には重力が働いている」「安全装置が働く」「就職では英会話力が有利に働いた」❹文法で、活用語の語尾が変化する。活用する。「五段に働く動詞」
[他五]よくないことをする。「悪事[盗み・詐欺・乱暴]を働く」可能働ける名働き
✦品格✧[勤務]「勤務形態」「在宅勤務」[勤労]「勤労所得」「勤労統計」[携わる]「業務に携わる」[勤める]「役所に勤める」[労働]「労働意欲」
「働く」を修飾する表現よく[まじめに/一生懸命/熱心に/地道に/精力的に/せっせと/せかせかと/いそいそと/きびきびと/くるくると/かいがいしく/あくせく/休みなく/シャカリキに/孜々として/営々として]働くしぶしぶ[いやいや/ちんたらちんたら]働く汗水たらして[額に汗して/髪振り乱して/なりふり構わず/身を粉にして/労苦をいとわず/骨身を惜しまず/死に身になって/先頭に立って/張り切って/馬車馬のように/こまねずみのように]働く仕事/労働勤しむ 営む 稼ぐ 勤務 勤労 仕事 重労働 携わる 只働き 立ち働く 勤まる 務め・勤め 勤める デスクワーク 手業 働かす 働きづめ(働き詰め) 労する 労働