[他上一]❶衣服を身につける。特に、体全体または上半身に身につける。まとう。着する。着用する。「上着[コート・着物・潜水服]を着る」「布団を着て寝る」[脱ぐ]使い方⑴もと、笠・烏帽子・袴・刀など身につけるものに広く使った。「親の威光を笠に着る」 「裃を着たようにかしこまる」などの比喩表現に残る。⑵「はく(穿く)」は、衣類を下半身につける場合に使われ、動作は足先から身体の中心部に向かってなされる。「かぶる(被る)」はその逆で、「ぼうしをかぶる」のように頭から身体の中心部に向かってなされる動作。また、「はめる(嵌める)」は、「てぶくろをはめる」のように身体の一部分にぴったりとつける場合に使われる。「着る」は、漠然と身体全体に衣類を身につける場合に使う。また、下半身につける衣類についてもまれに「袴を着る」などと単独で使うほか、「羽織と袴を着る」 「モーニングに縞のズボンを着る」など、上下を対比的に並べるときに使う。 ❷身に引き受ける。身に負う。「無実の罪を着て獄舎につながれる」「濡れ衣を着る」「権力を笠に着る」「恩に着る」使い方⑴可能形は「着られる」。「着れる」は、ら抜き言葉。[ら抜き言葉]⑵尊敬語に「召す・召される」がある。文き・る(上一) ✦品格✧[袖を通す]「新しい制服に袖を通す」[着用]「ヘルメット着用を義務付ける」[羽織る]「ガウンを羽織る」[纏う]「晴着を身にまとう」[身拵え]「身ごしらえをして出かける」[身支度]「身支度を整える」[装う]「華やかに装う」
生活/着る異装 色直し 御召し 改装 替え・換え・代え 仮装 着替え(着更え・着換え) 着替える(着更える・着換える) 着飾る 着こなし 着こなす 着せ替え 着せる 着た切り雀 着付け 衣替え(衣更え・更衣) 洒落る 新装 着用 着ける 羽織る 扮する 扮装 変装 纏う 身拵え 身繕い 見繕う めかす 装い(粧い) 装う(粧う)