[形動]❶見た目が華やかで、美しく心地よく感じられるさま。「このセーターは色がきれいだ」「きれいな人」「花がきれいに咲く」❷音声が心地よく聞こえるさま。「このピアノは音がきれいだ」「きれいな声」❸濁りや汚れがなく清潔だ。「きれいな水」「きれいに洗う」❹心のけがれや、やましさがない。また、未練がましくなく潔い。「きれいな心[金]」「きれいな関係」「引き際がきれいだ」❺整然として乱れたところがない。「足並みがきれいにそろう」「片づいてきれいな部屋」❻《「きれいに」の形で》完成されていて非の打ち所がないさま。「打球が三遊間をきれいに抜く」「着地がきれいにきまる」❼《「きれいに」の形で》余計なものが全く残らないさま。「弁当をきれいに平らげる」「きれいに忘れてしまう」
②~⑤![[対義語]](Images/mingjing/gaiji/対義語.svg)
[汚い]書き方「綺」は「綾絹」。そのように美しい意で、「綺麗」が規範的とされるが、「奇麗」の「奇」は「綺」に通じ、ともに昔からよく使われた。今は、かな書きが多い。派生–さ✦品格✧[美しい]「美しい風景」[麗しい]「見目麗しい」[華麗]「華麗な演技」[秀麗]「眉目秀麗」[美々しい]「美々しく飾る」[美麗]「端正美麗」★「美しい」は深い精神性を持つものに、「きれい」は清潔さを指しても使われる。
美しい/美しい艶やか 美しい 麗しい 婉然 艶美 艶冶 艶麗 華美(花美) 佳麗 華麗 煌びやか 才色兼備 秀麗 瀟洒 凄艶 清楚 絶美 嬋娟 楚楚 端麗 美ら 濃艶 派手やか 華やか(花やか) 美 美美しい 美麗 豊艶 豊麗 幽艶・幽婉 優艶・優婉 優雅 優美 妖艶(妖婉) 妖美