[終助]❶《活用語の終止形に付いて》相手に対して、自分の判断や決意を強く言い示す意を表す。「さあ、行くぞ」「遅いぞ、早くしろ」使い方親しい相手に対して使う。丁寧語に付いた「ですぞ」 「ますぞ」は、古風な言い方。「頼みましたぞ」
❷《活用語の終止形に付いて》自己確認する意を表す。「おや、何か変だぞ」「彼にはどこかで会ったことがあるぞ」❸〔古風〕《疑問を表す語とともに使って》疑問や反語の意を強める。「しからば物語にて人の心所業の善き悪きはいかなるぞというに<出典>〈坪内逍遥〉出典>」「誰がそんなことを信じようぞ」
[副助]❶《体言や副詞に付いて》その語を強く指示する。「よくぞ来てくれた」「ついぞ聞いたことがない」「これぞまさしく本物だ」「知る人ぞ知る」使い方文語では他の助詞にも付く。係助詞とし、文中に「ぞ」がある場合、文末は連体形で結ぶ(係り結び)。
❷〔古風〕《疑問を表す語に付いて》不定の意を表す。「何ぞおもしろいことはないか」「先生はどこぞ出なすったか<出典>〈漱石〉出典>」