[他五]❶文字で書かれている文や文章を一字ずつ声に出して言う。「祝辞を読む」「大声で教科書を読む」「子供に本を読んで聞かせる」❷経文などを声に出して言う。唱える。「門前の小僧習わぬ経を読む」❸文字・文章・図表などが表している意味内容を理解する。「小説[新聞・手紙]を読む」「時刻表を読む」「点字を読む」「暗号文を読む」「心電図を読む」「寒暖計の目盛りを読む」❹文字を音声の形にする。特に、漢字を音訓で表す。音読・訓読する。「この字は何と読むのだろう」「魚偏に占と書いてアユと読む」書き方「▽訓む」とも。
❺外面を見て隠された意図などを知る。読み取る。「胸の内を読む」「相手の心を読む」「手の内を読まれる」❻現在の状況から将来のことを推察する。「株価の動きを読む」「高齢化社会の未来を読む」❼数を見積もる。「参加者数を五百人と読む」「票を読む」
数を一つ一つかぞえる意からいう。今では、「鯖を読む」 「鼻毛を読む」などの慣用句にその意が残る。 ❽囲碁・将棋などで、先々の手を考える。「十手先まで読む」❾講釈師が講談を演じる。「一席読む」可能読める名読み
✦品格✧[書見]「書見台」[読書]「読書三昧」「読書にふける」[繙く]「古代の文書を繙く」
学習/知識蘊蓄・薀蓄 英知(叡智) 学識 奸知(奸智・姦智) 感知 既知 機知(機智) 機転(気転) 求知心 興味 気取る 検知(見知) 好奇 好奇心 心得 心得る 悟性 故知(故智) 才英・才穎 才知(才智) 察知 悟る(覚る) 自得 衆知(衆智) 熟知 常識 知る(識る) 人知・人智 精通 世故 世知(世智) センス 全知全能 造詣 存知 探知 知 知恵(智慧・智恵) 知識 知悉 知性 知勇・智勇 通暁 頓才 頓知・頓智 博識 豆知識 認める 明 面識 予知 予備知識 理性 理知(理智) 良識 弁える(辨える) 悪知恵読む/読む愛読 一読 閲する 閲読 音読 回読 解読 閲する 先読み 査読 下読み 熟読 書見 スキミング 精読 速読 素読 代読 多読 耽読 通読 読影 読書 読破 斜め読み 拝読 走り読み 判読 必読 繙く・紐解く 拾い読み 奉読 棒読み 本読み 味読 黙読 読み上げる 読み合わせ 読み下す 読み流す 読み耽る 濫読・乱読 朗読