[他五]❶好ましい出来事に満足しうれしく思う。~に喜びを感じる。「実験の成功を心から喜ぶ」「無事だと聞いて大いに喜ぶ」「母の喜ぶ顔が見たい」「涙を流して[躍り上がって]喜ぶ」![[対義語]](Images/mingjing/gaiji/対義語.svg)
[悲しむ]使い方「合格の知らせに小躍りして喜ぶ」など自動詞としても使う。~ヲが単に〈喜びの対象〉を表すのに対し、~ニは、~を知って喜びを感じる意で、喜びの原因に重きをおいた表現となる。 ❷好ましいこととしてうれしく思う。喜んで受け入れる。歓迎する。「彼女は私の提案を少しも喜ばない」❸《手紙やあいさつで使って》めでたいこととしてうれしく思う。祝福する。「御婚約[初春]を心からお慶び申します」「皆様におかれましては御健勝のこととお慶び申し上げます」❹《「喜んで」の形で》喜びに心が浮き立つさま。また、依頼などをこころよく引き受けるさま。「喜んで出かける」「喜んで出席します」
書き分け[悦] は心にかなってうれしく思う、[歓] はにぎやかにわいわいと喜ぶ意だが、今は[喜] を使う。[慶] は③で好まれる。 可能喜べる名喜び 「喜ぶ」を表す表現うれしく[有り難く/幸せに/満足に/喜ばしく/欣快に/同慶に/恐悦に]思う・幸せ[喜び]を感じる・恐悦至極に存じます幸福感[満足感]に包まれる・全身が幸せ[至福の思い]に満たされる・喜びがこみあげる・無上の歓喜[喜悦/愉悦/悦楽/法悦]に包まれる・~を喜びとする・喜ばしき限りだ・欣快[欣幸/同慶/恐悦]の至りだ・天にも昇る心地がする・悦に入るわくわく[うきうき/そわそわ/ぞくぞく]する・心が踊る[弾む/ときめく/騒ぐ]うれし[楽し]げだ・うれし[満足]そうだ・ご満悦の趣[体]だ・満足の面もちだ・いそいそと~する満面に微笑みを浮かべる・莞爾[婉然]として笑む・欣然[喜々]として~する・喜びを満面[顔]に浮かべる・喜びを顔にみなぎらせる・喜びで顔がほころぶ・頰をゆるませる・相好を崩す・うれし涙[歓喜の涙/随喜の涙]を流す・感涙にむせぶ・目を細める・目を輝かせる・喜びの眉を開く・歓天喜地快い感情/喜ぶ(浮き浮き) 嬉しい 大喜び 歓喜 歓天喜地 喜悦 恐悦(恭悦) 狂喜 驚喜 欣快 欣喜 欣喜雀躍 欣幸 随喜 そわそわ 糠喜び 法悦 愉悦 愉快 喜ばしい(悦ばしい) 喜ばせる(悦ばせる・歓ばせる) 喜び(慶び・悦び・歓び) わくわく