释义 |
[使い方] ごとし【▽如し】 [助動 形型](○–ごとく–ごとし–ごとき–○–○)〔古風〕❶比況 似たものにたとえる。…ようだ。「人生は泡沫の如し」「過ぎたるは及ばざるが如し」「休日などはあってなきが如し」「風のごとく去りぬ」❷例示 例として示す。…ようだ。「本件のごとき行為は許されない」「お前ごとき若輩に何が分かるか」「たかが落第ごときでくじけるな」❸前置き 相手がすでに知っていることをことわる。また、後述することを告げる。「ご存じのごとく」「論点は以下の如し」「実情はかくの如し」❹不確かな断定を表す。…ようだ。「売れ行きはなはだ振るわざるがごとし<出典>〈芥川〉出典>」使い方⑴体言+が、体言+の、活用語の連体形(+が)に付く。②は「お前ごとき…」の用例のように、「ごとき」の形で体言に直接付くこともある。その場合、前にくる体言についての何らかの評価を伴うことも多い。⑵口語の「ようだ」に相当するが、連用形「ごとく」、連体形「ごとき」は現在でもよく使う。 |