[名]❶ぶつかること。また、その具合。「立ち合いの当たりが強い」「体当たり・風当たり」❷物に触れたときや人に接したときの感じ。「当たりの柔らかい人」「口当たり・人当たり」❸物事が予想通りになること。「大当たり」❹催しや商売などが成功すること。「新企画が当たりをとる」「まぐれ当たり」「当たり役」❺くじなどに当たること。当籤。「福引で当たりを出す」❻囲碁で、次の一手で相手の石がとれる状態。❼およその目当てや手がかり。「犯人の当たりをつける」❽野球などで、打った球の飛び具合。また、打撃の調子。「大きな当たり」「当たりが出ない」❾釣りで、魚がえさにさわった感触が伝わること。魚信。「当たりがある」書き方「〈魚信〉」とも当てる。
(造)❶飲食物などによって体がそこなわれる意。「食あたり・暑気あたり・湯あたり」書き方漢字では多く「中」を使うが、かな書きが多い。
❷《単位を表す語に付いて》それを単位として、の意。~につき。「一人当たり一〇〇〇円」「一日当たり二〇本」当たる/当たる当たる(中たる) 当てる・充てる・宛てる(中てる) 風当たり 激突 衝突 突き当たる 突き当てる 突く(衝く・撞く) 的中 必中 百発百中 ぶつかる 命中