释义 |
[一][二]蜉蝣の命かげろう【蜉=蝣┊蜻=蛉】〔かげろふ〕アクセント かげ↓ろう 一1《飛ぶ姿が陽炎かげろうの立ちのぼるさまに似ているところからの名》カゲロウ目の昆虫の総称。体は繊細で、腹端に長い尾が2二、3三本ある。翅はねは透明で、幅の広い三角形。夏、水辺の近くの空中を浮かぶようにして群れ飛ぶ。幼虫は川中の礫れき上や砂中に1一~3三年暮らす。成虫は寿命が数時間から数日と短いため、はかないもののたとえにされる。糸遊いとゆう。2(蜻蛉)トンボの古名。 季秋 「―なんどのやうにやせおとろへたる者よろぼひ出できたり」〈平家・三〉二(蜻蛉)源氏物語第5五2二巻の巻名。薫大将、2二7七歳。浮舟の失踪しっそうと、その後の薫を描く。 源氏物語・蜻蛉の一場面/画・尾形月耕 国立国会図書館蔵蜉蝣かげろうの命いのち蜉蝣の命のように、人の一生が短いことをたとえていう語。はかない命。類語 人生僅わずか五十年・人生朝露ちょうろの如し・浮生ふせい夢の如し・邯鄲かんたんの枕・命は風前の灯ともしびの如し・蜉蝣ふゆうの一期いちご・夢幻泡影むげんほうよう |