释义 |
き‐の‐どく【気の毒】アクセント きのど↓く 〘名・形動〙スル《もと、自分の気持ちにとって毒になることの意で、「気の薬くすり」に対する語》1他人の不幸や苦痛などに同情して心を痛めること。また、そのさま。「お―に存じます」 「―な境遇」2他人に迷惑をかけて申し訳なく思うこと。また、そのさま。「彼には―なことをした」3気にかかること。不快に思うこと。また、そのさま。「思ひもつかねえことを言はれると、おいらも腹は立たねえが―だ」〈人・辰巳園・初〉4困ってしまうこと。きまりが悪いこと。また、そのさま。「親方の手前―のおもはくにて、顔を真赤にしてゐる」〈滑・浮世床・初〉派生 きのどくがる〘動ラ五〙 きのどくげ〘形動〙 きのどくさ〘名〙類語 (1)可哀相かわいそう・哀れ・哀れむ・不憫ふびん・痛痛しい・痛ましい・労いたわしい・思いやる・思う・慮おもんぱかる・いとおしむ・ほだされる・忍びない・見るに忍びない・見るに堪えない・身につまされる/(2)心苦しい・済まない・申し訳ない |