释义 |
算無し算を置く算を散らす算を乱すさん【算】1昔、中国から渡来した計算用具。長方形の小さい木片。2占いに用いる算木さんぎ。また、その占い。3計算。勘定。「―が合う」 「つるかめ―」4はかりごと。もくろみ。計画。「胸中予あらかじめこの―ありけん」〈鏡花・琵琶伝〉算さん無な・し数えきれないほど多い。数限りもない。算さんを置お・く1算木を並べて占う。2算木で計算する。「手づから終夜―・きける」〈愚管抄・五〉算さんを散ちら・す算木をばらばらにする。ちりぢりばらばらになる。算を乱す。「海には兵船数万艘を浮かべて―・せるが如く」〈盛衰記・三六〉算さんを乱みだ・す算木を乱したように、ちりぢりばらばらになる。散乱する。算を散らす。「机だの、卓子テイブルだの、―・した中を拾って通った」〈鏡花・婦系図〉 |