释义 |
[一]〘副〙[二]〘連体〙なじょうことかあらむなじょうことなしなじょう〔なでふ〕一〘副〙「なんじょう一」に同じ。「―、かかる見苦しき人がさる事は思ひかくる」〈落窪・一〉二〘連体〙「なんじょう二」に同じ。「さる幼きほどなれば、―わざをもえせず」〈宇津保・俊蔭〉「―事にさはりて、その所に暮らしつる」〈枕・一八一〉なじょうことかあら◦むどうということがあろうか。問題にすることがあるものか。「ただ清き衣を着て詣でむに、―◦む」〈枕・一一九〉なじょうことな・しことさら問題とするにあたらない。平凡である。「―・き人の、笑ゑがちにてものいたう言ひたる」〈枕・二八〉 |