释义 |
[一]〘接助〙[二]〘副助〙[三]〘並助〙なり一〘接助〙動詞・動詞型活用語の終止形に付く。1ある動作・作用が終わったと同時に、他の動作・作用が行われる意を表す。…するとすぐに。「玄関に入る―、異様な気配に気づいた」 「床に就く―、いびきをかきはじめた」2(助動詞「た」に付いて)ある動作が成立して、それが継続している意を表す。そのままの状態で。…したまま。「出て行った―帰ってこない」 「絵を見つめた―まばたき一つしない」二〘副助〙名詞、名詞に準じる語、副詞、活用語の終止形、助詞などに付く。それ以外にも適当なものがあるという気持ちを含めて、ある事柄を例示的に示す意を表す。…でも。「彼に―相談したらいい」 「電話―してください」三〘並助〙並列・列挙した中から、どれか一つを選択する意を表す。…か…か。「兄さん―姉さん―に教えてもらいなさい」 「御飯にする―お風呂に入る―早くして」 「大―小―」補説 「なり」は文語の断定の助動詞「なり」から転じたもので、近世以降、助詞として用いられた。ただし一については「形・ようす」の意の名詞「なり」からの転という説もある。二三は「なりと」 「なりとも」となる場合もある。三は「…なり…なり」となるのが普通であるが、後の「なり」が省略される場合もある。 |