释义 |
ぶ‐ぜん【×憮然】アクセント ぶぜん○ 〘ト・タル〙文〘形動タリ〙失望・落胆してどうすることもできないでいるさま。また、意外なことに驚きあきれているさま。「―としてため息をつく」 「―たる面持ちで成り行きを見る」補説 近年、「憮然たる面持ちで」とした場合、「腹を立てているような顔つき」の意味で使われることが多くなっているが、本来は誤り。文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、「憮然として立ち去った」を、「失望してぼんやりとしている様子」と「腹を立てている様子」の、どちらの意味だと思うかを尋ねたところ、次のような結果が出た。 平成1一5五年度調査平成1一9九年度調査平成3三0〇年度調査失望してぼんやりとしている様子(本来の意味とされる)1一6六.・1一パーセント1一7七.・1一パーセント2二8八.・1一パーセント腹を立てている様子(本来の意味ではない)6六9九.・4四パーセント7七0〇.・8八パーセント5五6六.・7七パーセント類語 迷惑・怒おこる・怒いかる・憤る・八つ当たり・いじける・ひねくれる・すねる・ひがむ・ねじける・ねじくれる・ふくれる・気色けしきばむ・むくれる・むかつく・むかっと・むかむか・むっと・むしゃくしゃ・むらむら・くしゃくしゃ・不快・不愉快・不機嫌・不興・仏頂面・虫の居所が悪い・風向きが悪い・胸糞が悪い・けった糞が悪い・気を悪くする・つむじを曲げる・はらわたが煮え返る・臍を曲げる・怒り付ける・怒り狂う・腹立つ・腹が立つ・小腹が立つ・向かっ腹が立つ・腹を立てる・怒り心頭に発する・癪しゃく・小癪こしゃく・癪しゃくに障る・癇癪かんしゃく・冠を曲げる・堪忍袋の緒が切れる・向かっ腹ぱら・やけっ腹ぱら・業腹・業を煮やす・逆上・青筋を立てる・憤懣ふんまん・わなわな・虫唾むしずが走る・反吐へどが出る |