[他五]❶[恨・怨] ひどい仕打ち(をした相手)に、怒りや憎しみや不満などの気持ちをもつ。恨みに思う。「すげなくされたことをいつまでも恨む」「左遷されたことで、会社を恨む」「人に恨まれる覚えはない」❷[恨・憾] 思い通りにならないことなどに不満や無念の思いを残す。「自分のふがいなさを恨む」「ロスタイムでのパスミスが恨まれる」
使い方五段(文語では、四段)に活用するが、古くは上二段。書き分け[怨] は、[恨] より強い情念を表す(怨み殺してくれようぞ・生涯の仇と怨む)。[憾] は不満の程度がやや軽い。ともに、今は[恨] が一般的。
名恨み不快な感情/憎い悪感情 啀み合う 遺恨 恨み・怨み・憾み 恨めしい(怨めしい) 怨恨 怨嗟 勘気 小憎らしい 逆恨み 私怨 憎悪 敵意 敵愾心 敵視 敵対 憎い 憎しみ 憎たらしい 憎憎しい 憎む(悪む) 憎らしい 白眼視 反感 僻む不快な心の状態/残念遺憾 如何せん 遺憾ながら 恨み・怨み・憾み 惜しい 悔いる 悔しい(口惜しい) 悔やみ 悔やむ 心残り 恨事 残念 詮方無い 痛恨 痛惜 未練 未練がましい 無念 勿体ない(勿体無い)