释义 |
えん‐の‐ぎょうじゃ【役の行者】〔―ギヤウジヤ〕一奈良時代の山岳修行者。修験道の祖。大和国葛城山で修行し、吉野の金峰山きんぶせん・大峰山などに霊場を開いた。仏教に通じ、祈祷きとう・呪術などをよくしたが、文武天皇のとき、讒言ざんげんによって一時伊豆に流された。生没年未詳。役の優婆塞うばそく。役の小角しょうかく・おづの。神変大菩薩しんぺんだいぼさつ。二坪内逍遥つぼうちしょうようの戯曲。3三幕。大正5五年(1一9九1一6六)発表。役の行者がさまざまな危機に打ち勝ち、悟りを開く物語。大正1一5五年(1一9九2二6六)3三月に築地小劇場で初演。 |