释义 |
氷と炭氷に座す氷に鏤む氷は水より出でて水よりも寒し氷を歩むこおり【氷┊凍り】〔こほり〕アクセント こおり○ 1水が固体状態になったもの。1一気圧のもとではセ氏0〇度以下で固体化する。比重0〇.・9九1一7七。 季冬 「歯豁あらはに筆の―を噛む夜哉/蕪村」2冷たいものや鋭いもののたとえ。「―の刃やいば」 「―のような心」3「氷水こおりすい」の略。「―いちご」4「氷襲こおりがさね」の略。類語 (1)氷塊・氷片・氷柱ひょうちゅう・氷柱つらら・氷層・堅氷けんぴょう・薄氷はくひょう・薄ら氷ひ・流氷・氷雪・氷霜ひょうそう・アイス・薄氷・初氷・氷山・アイスバーン氷こおりと炭すみ二つのものの性質が、まったく相反していることのたとえ。また、両者の仲が非常に悪いことのたとえ。水と油。氷こおりに座ざ・す水の上にはった氷の上に座ると、体温で氷が溶けて下に落ちる。きわめて危険な状態にいることのたとえ。氷こおりに鏤ちりば・む《「塩鉄論」殊路から》とけやすい氷に彫刻する。骨を折ってもかいのないこと、また、質の悪いものを飾っても無駄であることのたとえ。類語 屋上屋おくを架す・屋下に屋を架す・月夜に提灯ちょうちん・闇の夜の錦・汽車の後押し・網の目に風とまらず・籠で水を汲む・泥田を棒で打つ・竹藪に矢を射るよう・死に馬に鍼はり・泥裡でいりに土塊どかいを洗う・権兵衛が種蒔きゃ烏からすがほじくる・骨折り損の草臥くたびれ儲もうけ・馬耳東風・馬の耳に風・馬の耳に念仏・犬に論語・牛に経文・牛に対して琴ことを弾ず・兎に祭文・糠ぬかに釘・豆腐に鎹かすがい・暖簾のれんに腕押し・石に灸きゅう・石に針・沢庵たくあんのおもしに茶袋氷こおりは水みずより出いでて水みずよりも寒さむし《「荀子」勧学から》弟子が師よりも勝ることのたとえ。青は藍あいより出でて藍より青し。氷こおりを歩あゆ・む薄い氷の上を歩く。非常に危険であることのたとえ。氷を踏む。 |